パラカヌーについて

パラカヌーについて簡単に説明します。


パラカヌーとは
    パラマウントカヌーの略で、身障者のカヌーのことを
    こう名付けました。パラマウント(paramount)は、「最高の」
    という意味です。また、パラには身障者の競技会のパラリン
    ピックのパラの意味も含まれています。
    奈良の福祉法人青葉仁の会(あおはにのかい)と(株)モンベルの
    協力で、1991年最初のパラマウントチャレンジカヌーが奈良県
    吉野川で開催されました。
    現在は、各地でパラカヌーが実施されています。

使用するカヌー
    使用するカヌーは、安定性や沈した場合の沈脱の容易さから、
    アクアテラのキィウィやクォリティーカヤックのスプライト等が
    一般に使われています。
    上手な人は、ダンサーやコルシカ、なかにはFRPのスラローム
    競技艇に乗っている人もいます。

障害の部位や程度
    下半身に障害をもった人が多いですが、上半身にも麻痺が
    ある人や、握力がないのでパドルに手をバンドで固定して
    漕ぐ人、全盲の人もいます。
    大会によっては障害によるクラス分けも行われています。

大分県内で開催されるパラカヌー大会
    毎年8月に犬飼町の犬江釜峡で、日本パラカヌー選手県大会が
    開催されています。日本各地から多くの人が参加し、大分県勢も
    上位入賞しています。
    ぜひ、足を運んで声援を送ってください。

大分県の身障者のカヌークラブ
    別府市の福祉法人「太陽の家」カヌー部では、約20人が活動して
    います。各地のパラカヌー大会だけでなく一般の大会に出場したり
    四万十川にツーリングに行ったりと活発な活動をしています。
    太陽の家カヌー部連絡先 0977-66-0277 太陽の家 今吉 豊

四万十川ラフト
四万十川に行ったカヌー部のメンバーと共に

身障者カヌー協会について
    一人でも多くの障害者がカヌーに親しめるように障害者カヌー
    協会が昨年設立されました。
    会員になるのに障害の有無は問いません。
    会員になるとパラマウント通信が送られてきます。
    問合せ先 青葉仁の会事務局内 障害者カヌー協会事務局
              TEL 0742-81-0420

第7回パラマウントチャレンジカヌー全国大会
    第7回パラマウントチャレンジカヌー全国大会が以下の日程で
    開催されます。
     期日 平成9年9月20日(土) カヌー体験会、講習会
        平成9年9月21日(日) スラローム大会
     場所 奈良県五條市吉野川栄山寺橋下流
     主催 障害者カヌー協会・全国大会実行委員会
     問合せ先 吉田 義朗 TEL 0743-73-5850
    初日の午前中は、カヌー体験会と講習会を行います。
    午後はカヌー運動会を行います。
    二日目はスラローム競技を行います。
    昨年は、島根県の奥野さんが優勝しました。


一度パラカヌーを見てください。世界が広がります。
ご質問は、中津市カヌー協会事務局(大森)までメールをください。
e-mail : ohmori@po.interweb.ne.jp